革ツナギ職人として20年余りレーシングスーツを基本に作り続けているが、この度は同じ革ツナギでも新たなカテゴリーともいえる「峠専用ツナギ」
昨年末にWebSiteを見てと訪ねて頂いた峠に魅せられた方のSuit開発である。
以前Blog記事内で「ツーリングにある程度特化したSuitを」と書いたのがこれである(今頃f^^;)
ツーリング用の革ツナギも数多く供給しているしている。
しかしその多くは、「もしも」のためにの革ツナギで脱ぎ着が容易で利便性重視の※セパレートツナギである。
しかし、彼の話を聞いていると今回の要望は、ツーリング用とは随分かけ離れていくのである。
要約すると「今までは革パンツとプロテクター付きのブルゾンで走っていたがマシン性能が上がり(リスクを肌で感じ)安心して“攻められる”スーツ」と言う事らしい!
峠のイメージと言えば「若いライダーがサーキット代わりに無茶をして走っている」というものだったが彼らの場合は相反する「自然」と「リスク」を感じながらの“峠”がライフワークだと言う
「サーキットを走る予定は?」との問いかけにも「ます無いでしょう!」と即答である。「攻めるんでしたらバンクセンサーは有った方が?」の問いには「そこまで倒しこむと何かあったときの対処が出来ない(遅れる)ので要らないです」と実にはっきりしているのである。
また、スポーツタイプ・ネイキッドタイプ双方乗り換えるのでブーツアウターでとの要望!
以前Blog記事でも触れた考え方をそのまま実践している様な方である(^^)
さて、前置きが長くなってしまったが、「峠仕様」の特長(開発)ご紹介しよう!
まず、快適性を確保するため「軽量化」重視でフルパンチング、街でも違和感を軽減できるように「革ブルゾン・革パンツ」をイメージ(デザインは当然シンプル)し安全性確保のためワンピース(ツナギ)バイクを降りていても窮屈にならない様に前傾を緩く(これは意味は異なるがモタードSuitに共通する)
そして、お世話になっているバイク屋さん等のワッペン&Logoである。
※:レーサーの方はスポンサーワッペン等を着けるのと考え方は同じなのだがある意味ローカルなワッペン・ロゴ等は実に新鮮である。
開発しながら感じた事は基本はレース仕様であるが多くの場所でモタードSuitで開発した技術が活きた事である。
特に袖口のカットは「使えるジャン!」と声に出たほどである。
そして、RacingSuitとの最大の考え方の違いは「一生モノ」である。
耐久性の考え方もRacingSuitは転倒時(一過性)であるがツーリングタイプ(峠仕様含む)は年月の耐久性が重要になってくるのである。
耐久性と一口に言ってもこの様に考え方で代わってくるのである。
故にPRIDE1Logoは通常張り替えコストがかからない半合成皮革を使用しているが革製をチョイス!
また、彼のアイディアで袖にポケットをそして工房に置いてあるサンプルに装着されている※エアーベントを付けて欲しい(クラシカルなデザインにはなかなかGood")との要望からそれを施しの完成である(^^)v
※:セパレート=ウェスト部がファスナーで上下に分かれるツナギでドラッグレース等でも用いられる>><参照(少々分りにくいが^^;)
※エアーベント=FORZA(開発契約を結んであるメーカー)で開発(当然開発は当方)したベンチレーション(現在はプロテクターと一体型に移行してモデルチェンジ)
◇追記:俗に吊るしと呼ばれる既製品はレースタイプは転倒時を重視し対磨耗性の高いハイコストの革を使用する高級品でツーリングタイプは転倒が少ないと言う理由でローコストのエンボス革を使用し廉価版として販売されることがほとんどであるがユーザーサイドから考えれば逆であるような気がしてならない!?何故ならエンボス革は圧縮処理施すため耐年性が短いのである(>_<)
◇'08 Blackスペシャル
PRIDE1.JP
昨年末にWebSiteを見てと訪ねて頂いた峠に魅せられた方のSuit開発である。
以前Blog記事内で「ツーリングにある程度特化したSuitを」と書いたのがこれである(今頃f^^;)
ツーリング用の革ツナギも数多く供給しているしている。
しかしその多くは、「もしも」のためにの革ツナギで脱ぎ着が容易で利便性重視の※セパレートツナギである。
しかし、彼の話を聞いていると今回の要望は、ツーリング用とは随分かけ離れていくのである。
要約すると「今までは革パンツとプロテクター付きのブルゾンで走っていたがマシン性能が上がり(リスクを肌で感じ)安心して“攻められる”スーツ」と言う事らしい!
峠のイメージと言えば「若いライダーがサーキット代わりに無茶をして走っている」というものだったが彼らの場合は相反する「自然」と「リスク」を感じながらの“峠”がライフワークだと言う
「サーキットを走る予定は?」との問いかけにも「ます無いでしょう!」と即答である。「攻めるんでしたらバンクセンサーは有った方が?」の問いには「そこまで倒しこむと何かあったときの対処が出来ない(遅れる)ので要らないです」と実にはっきりしているのである。
また、スポーツタイプ・ネイキッドタイプ双方乗り換えるのでブーツアウターでとの要望!
以前Blog記事でも触れた考え方をそのまま実践している様な方である(^^)
さて、前置きが長くなってしまったが、「峠仕様」の特長(開発)ご紹介しよう!
まず、快適性を確保するため「軽量化」重視でフルパンチング、街でも違和感を軽減できるように「革ブルゾン・革パンツ」をイメージ(デザインは当然シンプル)し安全性確保のためワンピース(ツナギ)バイクを降りていても窮屈にならない様に前傾を緩く(これは意味は異なるがモタードSuitに共通する)
そして、お世話になっているバイク屋さん等のワッペン&Logoである。
※:レーサーの方はスポンサーワッペン等を着けるのと考え方は同じなのだがある意味ローカルなワッペン・ロゴ等は実に新鮮である。
開発しながら感じた事は基本はレース仕様であるが多くの場所でモタードSuitで開発した技術が活きた事である。
特に袖口のカットは「使えるジャン!」と声に出たほどである。
そして、RacingSuitとの最大の考え方の違いは「一生モノ」である。
耐久性の考え方もRacingSuitは転倒時(一過性)であるがツーリングタイプ(峠仕様含む)は年月の耐久性が重要になってくるのである。
耐久性と一口に言ってもこの様に考え方で代わってくるのである。
故にPRIDE1Logoは通常張り替えコストがかからない半合成皮革を使用しているが革製をチョイス!
また、彼のアイディアで袖にポケットをそして工房に置いてあるサンプルに装着されている※エアーベントを付けて欲しい(クラシカルなデザインにはなかなかGood")との要望からそれを施しの完成である(^^)v
※:セパレート=ウェスト部がファスナーで上下に分かれるツナギでドラッグレース等でも用いられる>><参照(少々分りにくいが^^;)
※エアーベント=FORZA(開発契約を結んであるメーカー)で開発(当然開発は当方)したベンチレーション(現在はプロテクターと一体型に移行してモデルチェンジ)
◇追記:俗に吊るしと呼ばれる既製品はレースタイプは転倒時を重視し対磨耗性の高いハイコストの革を使用する高級品でツーリングタイプは転倒が少ないと言う理由でローコストのエンボス革を使用し廉価版として販売されることがほとんどであるがユーザーサイドから考えれば逆であるような気がしてならない!?何故ならエンボス革は圧縮処理施すため耐年性が短いのである(>_<)
◇'08 Blackスペシャル
PRIDE1.JP