コンセプト

December 30, 2008

革ツナギ屋は看板屋さん

BackLogo
今年最後の「力作」である(^^)v
いろいろなお客さんが来てくれるのだがその中でもグンを抜いて「義理堅い」方のスーツ背中に配置するネームロゴで、何でも今までお世話になった「会社」そしてお世話になった「Team」を全て革ツナギにとの思いからのオーダーである!
当初はBlack1色のスーツにシルバーのイメージでとのオーダーだが、それだけでは「職人仕事」では無くなってしまう!?そして特に今回のLogoはまさに「看板」である。そう”革ツナギ屋とは時に「看板屋」なのである!
そこで、各マークが引き立つ様にと、シルバーとブラックをポイントで使い分けるデザイン!!
しかし、これを「革」で表現するのはなかなか難しいのである(>_<;)
「なかなかの出来映え!」かと思うが、本体であるスーツはこれからなのであるf^^;)
出来れば、年内中にと思っている次第...!?
どうやら大晦日まで仕事のようであるf^^;)
'09モデル第一号

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May 19, 2008

安い革ツナギと高い革ツナギ

283f7ed5.jpg安い革ツナギと高い革ツナギはどこが違うの?と多くの方が抱く疑問であろう!
既製品開発も手掛けている立場である種「企業秘密」的な部分もあるので些か躊躇はあるが、スーツ選びの目安になればと思う次第である。
当Blogで以前より「用途に応じてチョイス」と提唱している故当然の事かとも(^^)
さて、本題である。
一番の違いは「素材」の違いである。
※どんな製品でも当然の事で言われてみると当然の話f^^;)
その中でもコストを大きく左右するのは「革(皮革)」である。
記事TopイメージはPRIDE1でも使用しているライダースーツ用の皮革(通称シュリンク)で特徴的には「艶」がありしなやか、そして使用していくと自然なシワが現れる(いわゆるアジが出る)。
それに対して安価な革ツナギには、俗に「エンボス」と呼ばれる皮革を使用している事がほとんどで、特徴としては艶・しなやかさは無いが加工のためムラが無く綺麗に見える。
強度的には当然前者に軍配が上がる。
※エンボス皮革:傷を隠すために凹凸版でプレス加工された皮革
ケブラーニット次に違いが出るのは近年多用されている主要ヶ所のニットである。
最適とされているのはケブラーニットだが「革より高い」といわれる程高価な素材である故、低価格な革ツナギにはコスト上あまり使うことが出来ず、ストレッチ素材(オペロンニット等)で代用している事が多い。
見分け方としては、ニット裏面が黄色(もしくは黄色っぽい)のがケブラーニットである。
※:ケブラーニットが万能という訳ではなく部分によってはオペロンニット等を選択しているところもある。
Tフォームそして、意外に知られていないのがインナーパットの違いである。
衝撃吸収材であるTフォームと安価なウレタンパットが代表的でスーツ価格の一部であるが原価コストにすると10倍近く変わってくる。
※:Tフォーム=NASAで開発されたテンパーフォーム。低反発パットの一種
以上の様な事でコストが変わり価格が設定されているのである。それ即ち「格安ツナギはダメ」という事では無く、例えばエンボス皮革でも当然MFJ公認のテストは最低基準ながらも合格しているので「入門クラス」の門戸を広げる重要なアイテムでもある。
やはり「用途に応じてチョイス」そして、「何故その価格」という部分を把握してチョイスすることが重要であると思う次第である。
※:各メーカー上記素材等の組み合わせでクオリティーの差別化を図りリリースしている。海外ブランドなどもあるので一概には言えないが皮革の目安として11万がボーダーラインと考えるのが間違いないところであろう(^^)

追伸:Photoイメージの差が分かりづらいが見比べて頂ければ多少の差はお分かり頂けるのではと一応アップしましたf^^;)

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April 27, 2008

MFJ公認スーツByモタード

49941363.jpg開幕納期の余波でBlog更新出来ずm(__)m
さて、今回は今年からモタード基準の「MFJ公認スーツ(Top写真)」が始まった。
先日公認マーク取り付け(他メーカー)の依頼があり改めて「ロード基準」と「モタード基準」の2つの違いなども含めて書いてみようと思う次第である。
まず、モタードレースの特徴として最高速が低くライディング動作が大きい。
これにより動きやすい革ツナギが必要となり多くのメーカーがニット素材を多用する方向性が出来たと言える。
また、オフロード出身のライダーがルーズフィットなジャージウエアで育って来た経緯もあり伸縮性のない革素材への不満がある事も見逃せない。
その中で開発されたスーツは、最高速300kmオーバーを想定したMFJ公認スーツ「STANDARD(ロード基準)」を満たせるはずもない。
しかし、基準が無い中でのレース運営はライダーの安全性を確保出来ないため基準を落としてまでも今回、公認スーツの最低限の基準を確保したかったのだろうと推察する。
AlrenSuit写真のスーツは今回依頼を受けたアレンネスモタードスーツである。
袖周りに大型のニットを備えスーツ中心部(ほとんど)にはジャージ素材を使っている。
もちろん「最高速が低くライディング動作が大きい。」という視点から見れば軽量化も相まってモタードスーツとしては完成度が高い様に思う。
しかし、もう一つの視点から見ると些か疑問が残ってします。
もう一つの視点とは、耐久性=耐年性と書いた方がイメージし易い!?
モタードに関わり早5年程であるがその間レーシングサービスを行い意外な事に気づく。転倒時のダメージが低いはずなのだがロードレースツナギよりもボロボロになって帰ってくるのである!
これはロードレースに比べ安価な走行代ということもあり練習頻度が圧倒的に多い。
また、オフロードセッションというハードな環境がスーツのダメージが蓄積していくのである。
確かに1転倒の耐久性は十分ではあるが使用環境を考えた時にある意味ロードレースよりも耐久性が求められる様に感じずにはいられない。
よってPRIDE1モタードスーツは当然MFJ公認スーツ「STANDARD(ロード基準)」である。
※もちろん低価格のモタード基準を割り切って使用するも入門者にとっては門戸が広がるという意味では大事なことである。
レギュレーションによる公認スーツ義務付けは、現在準備期間であるが7/1日より完全施行される。>>2008競技規則 (.pdf)
これからスーツをチョイスする際には是非参考にして頂ければと思う次第である。

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December 19, 2007

モタードスーツ'08先行開発モデル

'08Motard Suit先月(11/25)【Super Tarmac Daiba Round 】でのお披露目した'08モデル(Motard Suit)である。
基本デザイン(Photoの様に下半身をBlackとSilverLineでワイルド感を^^;)は継承しつつも細部に改良を施した。
本格的にモタードツナギ開発始め約4年の歳月が流れ、その集大成と言えるスーツが出来た様に思う!?
MOTO1Topライダーのツナギを手がけてきた訳だが、'06までは何かしっくりこない部分(謎!?)が最後まで消えずに試行錯誤!
'08Motard Suit_2もちろんダメだった訳でもなく当然評価は頂いていたのだが、やはり職人としては「No problem」が欲しい!特にオフロード出身ライダー(熱田選手(Photo)他)の微妙な要求に明確に答えていないであろう!?と答えが見えないもどかしさ...。(各選手Photoから読みとれる様にOff出身ライダーはアクションが大きくロードから見ると特異な部分が!?)
しかし本年初旬('07)YassyことMOTO1'06チャンピオン松本選手(Photo)との出会いからその謎の答えが明確になる事になる(^^)v
'08Motard Suit_5シーズンイン直前、アメリカ参戦のため成田空港に向かう途中「律儀」にも工房に立ち寄ってくれ、時間の限り「使い手」と「作り手」の意見交換が実現した。
もちろんサーキットに応援を兼ねて時折赴くのだがレースに集中している選手にはどうしても遠慮が出てしまいなかなか突っ込んだ意見を聞けない!そう”職人にとってはとても貴重な時間なのである(^^)
'08Motard Suit_3'08モデルの特徴は前出の「モタードスーツ」を継承するも'07シーズンのコンセプトに掲げたニットの拡大(※)に頼らずカッティング(パターン形状)を駆使して可動範囲を確保した事である。また、袖口のカットもより進化と見た目は差ほど変わらないが着てみると明らかに違うのである。
'07Suitに対する熱田選手から「すっごく良いっすよ!」とのコメントは職人として最大の賛辞でありそしてライダーと作り手の意思の疎通が行われ「確信」に変わった瞬間でもある。
※:ニット部の拡大はロードセッション転倒時のリスクをも拡大してしまう(>_<)
'08Motard Suit_6そしてその'07開発BaseSuitの進化版(下記をも加味)が'08モデル(モタード)である。
また、この4年間多く(モタードスーツ)のリペア(修理)を受けある事に気が付く!何故か!?どのスーツもロードの感覚からいうところの「ボロボロ」で帰ってくるのである。長年修理をしているが「使用期間」を考えると信じられない位ダメージが酷いのである。※ボロボロといっても穴だらけという訳ではないのだが...。
その都度「何故?」が頭をよぎり「使用環境・頻度」をイメージしてみると“なるほど”なのである!
'08Motard Suit_4◇走行代(練習)が安価なため走行時間がロードでは考えられない程多い。◇ダートセッションでの転倒、そして雨のダートの泥はスーツに更なるダメージを与える。◇絶対スピードが低いため転倒でのダメージ(体)も低いと考えられ、ある意味転倒(当然走行量と比例^^;)
が多い等々”故にある面ロード以上の耐久性※が必要なのだと実感する訳である。
'07までのSuitでは「動き易さ」「軽量」を重視して採用していた膝下のケブラー混素材をロードスーツ同等まで縮小し耐久性を確保する等まさに4年間の集大成かと(^^)v
※:決して安いモノではないのでPRIDE1では対応年数(耐久性も重要かと考えます。
追伸:来年('08)ロードスーツの基準から落とした形でモタード専用MFJ公認スーツが施工される予定の様だ!?しかし現在予定されている基準を聞いた限りでは使用環境・頻度(トータル的な強度)等は無視され「最高速が低いから大丈夫」的な基準であると言わざるを得ない(>_<)
※これは余談であるが、某メーカーの様に「動き易さ」「軽量」の最重視でSoft素材をふんだんに使うスーツも最高速を考えると強度的には問題ないのであろうが、やはりトータル的な耐久性には些か疑問が残る次第である!(この某スーツも基準をクリアするらしい@_@;)
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プライドワン.JP 追記>>続きを読む

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November 02, 2007

着脱式インナー

inner4着脱式インナー=>>取り外し可能な裏地
確か1992年のWGP鈴鹿と記憶しているがある外人ライダーのレーシングスーツ(確かダイネーゼ!?)が裏地を取り外してパドックに掛けてあるではないか!?
今では多くのメーカーが採用している着脱式インナーだが、その当時はまさに「目から鱗」であった。
そして工房に戻り試行錯誤である。
今となっては当たり前の作業で何の問題もないが、その当時は強いメリットを感じるモノの手間ばかりが掛かる印象でTest的に当時の契約ライダー等、一部採用に留めていた。
eaa17eb0.jpg着脱するためベルクロ・ファスナー等の取り付けそして取り外すという事はインナーすべてがユーザーの目に触れる訳で今まで必要の無かった裏側の処理も必要になるのである(>_<)
しかし、採用したスーツがリペア(修理)で預かる度に作業性の良さを痛感するのである。
しかも、しばらくすると国内メーカー(確かタイチさん!?)でも採用し始めるのだが、弱小メーカーで価格が通らず本採用に踏み切れないジレンマがあった事を思い出す次第”
その後、苦肉の策として「オプション(有料)」での供給する事にf^^;)
inner2※:現在は標準装備(^^)v
◇着脱式インナーのメリット
1)裏地のクリーニング可能で「清潔」
※カビの発生も軽減
2)リペア・ワッペン取り付けが容易で安価
3)インナー(裏地)のリペアが容易
※将来的に見て本体(革)より耐久性が無いインナーの交換も
4)パットの交換
※PRIDE1インナーはinポケット式
■当然の事ながらSuit本体ケブラーニット伸縮部にはニット等で同等の処理をしている
以上の事から、スーツ選びの際は着脱式ライダースーツをチョイスしてみてはいかがだろう!!

■着脱インナーの有効性 関連記事
レーシングスーツ ドレスアップ
シーズンオフはメンテナンスを!!
ジャストフィットの革ツナギをリーズナブルに!?
サイズ修正
見事な引き裂け
バンクセンサーベース取り付け

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October 01, 2007

インプレッション

c5dcd00e.jpg先日、件名=「ツナギ最高です!」
差出人を確認してみると一ヶ月程前に納めたユーザーさん(※)からのメールである。
ツナギ屋とはありがたい商売とつくづく(^_^)
買って頂いている訳なので、こちらが「ありがとうございました」なのだが、代金を頂いた上にこの様な言葉まで頂けるのである。
「職人冥利に尽きる」とはこの事!?
さて、先に書いたようにこの様な言葉は数多く頂けるのであるが何故Blogに?
そう”この方のmailにはPhoto添付に加え、ありがたい「インプレッション(※2)」まで添えてくれていたのである。
※元ハーレー乗りというツナギには縁遠い方”当然!?のことながらクラシカルなこだわりも併せ持つ方でデザイン・ネームロゴ等随所でこだわりを発揮して頂いた(^^)Danger is the spice of life
※2:インプレッション=職人がもっとも欲しい情報の一つ
20年以上も作り続けていても「フルオーダー=ユーザーさんのニーズに応える」である訳で納めた後も気になるモノf^^;)
特に近年は元祖ロードレースに加え「モタード」「ミニバイク」「峠」「ツーリング」と多種多様!?
極めた感を何度となく感じ、眠りかけていた探求心をイヤでも駆り立ててくれる環境なのである(ありがたい話だぁ〜^^;)
養神もちろん昔からあるカテゴリーではあるのだが以前は基本にロードレースにあったように思うが最近はそのカテゴリーに特化した仕様を求められたり、時には「ツーリングがメーンですが時にはサーキットも走ります(この度の方である)」等のニーズも多く十人十色!
時には「モタードとロード(某量販店社長^^;)」等“職人泣かせ”の要望もあるのだが...。
◇Photo協力 HIDE FACTORY

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PRIDE1.JP◇追悼>>続きを読む

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February 08, 2007

'07モデル

Leg掲載(Up)するのが遅くなってしまったが本年'07モデルが先月完成した(^^)v
'06から採用した膝下ケブラー織布使用の軽量対策進化版・胸ファスナー止めの形状変更が目立ったモディファイヶ所である。もちろん細かいデテールの修正等を施した。そうは言うもののこのスタイルで完成した訳ではないのが「開発メーカー」の性なのか、おそらく数着目にはまた、閃きによりモディファイしてしまうであろう事は明白であるのだが...。
0d356933.jpg今カテゴリーにおいては「ツーリング」にある程度特化したSuitが気になるところである。主戦場が違うのだから形状・デテールが違って然るべきな訳だ!
ある意味MFJ公認マークすら必要が無い!?
まぁ近いうちに報告できるのではと思いながら本日はロードレース仕様の'07モデルである(^^)





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November 21, 2006

革ツナギ・オーダーと吊し(既製品)

一品モノと量産品となる訳だが、革ツナギの場合他の用品(洋服等)と違って価格差が少ない様に思う。しかも「身を守る」という機能が付いている!
時に時速300KmOverでの転倒もあり得るコース上での最後の砦という訳である。
それにしては「安い!」とお考え頂けないモノだろうか(^^;)
タイトル=>>「何処が違う」を極論から言えば「吊し」は出来上がっているツナギにユーザーさんが合わせる、「オーダー」はその名の通りユーザーさんにツナギを合わせるという事になる。
当然「身を守る」が革ツナギの最たる所でこの差は大きな意義を持つ。
「窮屈」は走りを拘束し、必要以上の「ゆるみ」は転倒時のパッド類のズレを呼び、空気抵抗を大きくする。
さて、オーダーの場合、デザイン・カラー・logoネーム等が自由に選べる特典もある。
logoネーム等に関しては「吊し」でも可能であるが、既に形になっている状態に対しての作業であるから限界はある。
想像して頂ければお分かりと思うが文字1つ縫いつけるにも製品(ツナギ)を抱えてその文字をミシンが1周しなければならない。
オーダーの場合は製作途中のパーツの段階で作業する故、細かい加工が可能になりユーザーさんの希望に添う事が出来る。
当然、価格は数万円変わってくるので運良く「吊し」が合う方はお買い得である。
また、メーカーによっては吊しとオーダーの中間の「イージーオーダー(※)」を用意している所もある。
これは有る程度オーダーに近い事は出来るのでコストパフォーマンスを考えるとお勧めだ!但しほとんどの場合吊しを試着出来る事が前提である。
「吊し」に関してこの業界にいて一つ疑問?なのだが各メーカーのサイズグレーディングが異なる事だ!
同じ「L」表示でも1サイズ以上違う場合があるのでサイズ表示に惑わされず試着して頂きたいものだ。
おそらくこれは革ツナギの特性の「体にフィット」「動きやすさ」「革製」を融合させる開発過程に置いて各メーカーの「余裕(ゆとり)」の取り方の違いにより生まれてしまったモノだと考えられる。
また、当時ストレッチ素材等が存在せず全て「革」で作られていた事もその幅を大きくした要因になるかと思う。
いずれにしても革ツナギは「無いとサーキットを走れないからとりあえず」では無く「身を守る重要なアイテム」としてお考え頂きたいと切に願う次第だ。
※:吊しのデザイン・サイズを基本に多少のAdjustを行い併せてカラー等の変更も出来る別注ツナギ

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October 20, 2006

ブーツアウターSuit

outer近年、ロッシの影響かSuitの裾をブーツの外に出るタイプの「ブーツアウター」の要望が多い様に思う。
確かに足は長く見えなかなか格好が良いのだがデメリットもある。
通常Racingブーツはご存じの様にスネ・クルブシ・カカトへ樹脂製のプロテクターを装備している。
それを覆い隠しスムーズなステップワークをするにはそれなりの余裕が必要になる。
そしてその余裕が転当時どうしてもSuitのダメージを大きくしてしまう。
また、その余裕がスライダーベースのブレを招く場合もある。
※:もちろんオーダーSuitであれば使用するブーツに合わせて最大限のフィット感を得る事は出来る。
※2ロッシが愛用する「ダイネーゼ」ではそれ専用のハーフブーツを用意し、ふくらはぎにフィットしながらブーツアウターを実現している。(作り手としては一種のジェラシーを感じる次第^^;)
特にレースで使用する場合等は「修理コスト」も考えなければならなくなる。
転当時、通常であればブーツに傷が付く程度なのに対してアウターの場合、路面とブーツのプロテクターに挟まれる訳であるから破れる事もしばしばである。
もちろんブーツがあるので怪我にはつながらないとしても、車検の装備チェックが通らないという事になる。
まぁ長年inブーツが主流な訳があるという事である。
その反面、ツーリングの場合「もしもの場合のSuit」である事を考えればスタイルもよく見えるアウターブーツがお勧めの様に思う次第だ。
やはり「海外ブランド」でも書いた様に「用途に応じてチョイス」という事になる訳である(^^)
※PhotoはPRIDE1 Rider“SHIBUKEN
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October 10, 2006

海外ブランド 2

海外ブランドSuitの追記を少々”

日本ブランドとの大きな違いは言い換えてみればまさに「文化の違い」であるという事である。
日本では転倒してツナギが破れたりすると「どこ何処のツナギは破れる!!」となり壊れる事を嫌うのに対してヨーロッパ等はあくまで体を守るアイテムの一つで破れようが、その時体を守れればOK(そもそもの存在意義はまさにその通り!?)なのである。※MOTO GPを見ていても転倒後破れているシーンを目撃する事はご存じかと(^^)
そこで、 前回の「用途に応じてチョイス」を説明したいと思う。
■これからレースを始める方→イヤでも転倒する訳なので耐久性のある日本ブランド
※但し、廉価なモノは革の質を落としているケースが多く見受けられるのでご注意を!
■ツーリング中心で「もしもの場合」という方→軽い作りの海外ブランド
※但し、ワンピースは立体裁断がキツイので2ピースがベター
■本格的なレースの方→予算が許すのであればカテゴリーに合わせられる(強度を保ちながらの軽量化もOK等)オーダースーツがベターであるが、既製品を選ぶ場合「修理体制」の充実した日本ブランドが良いかと思う次第。
また、マメなメンテナンスを費用含めて考えるのであれば「軽量化」につながる海外ブランドもベター”
※海外ブランドは修理体制のない所もあるのでご注意を!

当方、他メーカー修理・サイズ修正等も承っていますので困った時はご相談下さい>>[Contact Us]

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October 01, 2006

海外ブランド

近年、多くの海外ブランドが販売される様になってきて、国際色豊になったモノである。
デザイン的にもインパクトがありディスプレーの感じも「Racingパターン」といった感じで、ライバルでありながら、なかなか格好が良い様に思う。
しかし、作り的な部分などあまり変わらずに見えると思うが、この部分は職人から見ると実は「似て非なるモノ」なのである!!
では、「何処がどう違うの?」という事で「これからSuitを」と考えている方に参考になればと思う次第である。
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■革の厚さ
海外ブランド 1.2mm〜1.4mm
日本ブランド 1.4mm〜1.6mm
※これは革を鞣す(なめす)時に日本では柔らかくするためにWhail oil(鯨油)を使うのに対してヨーロッパ等は法律で禁止されているために使えない(捕鯨反対なのだから当然”)との事、故に薄くするしか無いのである。
■サイズ及びパターン形状
海外ブランド:フィット感を重視でキツイ立体裁断
日本ブランド:若干ルーズフィットでの立体裁断
※日本は「大は小を兼ねる」的な発想が強く、窮屈感を「キツイ」と感じてしまう為にある程度の「ルーズさ」を考慮してサイズグレーディングしてあるのである。
海外は薄い革を使っている事からフィットさせる事が可能になるため無駄を省いて小さめに作る訳である。また、シーリング(ジャバラ状部分)を多用出来るのも薄い革が故である。
■重さ
海外ブランド:とても軽い
日本ブランド:軽いとは言い難い
※強度的には当然日本ブランドが丈夫である。
------------------------------
以上、海外ブランドが「駄目」といっている訳では無く、用途に応じてチョイスする事が大事という事でなので誤解の無い様に。
>>海外ブランド2

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■ プライドワン

Racing Suit職人  
職人歴:29年
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◇ Staff Blog ◇
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