inner4着脱式インナー=>>取り外し可能な裏地
確か1992年のWGP鈴鹿と記憶しているがある外人ライダーのレーシングスーツ(確かダイネーゼ!?)が裏地を取り外してパドックに掛けてあるではないか!?
今では多くのメーカーが採用している着脱式インナーだが、その当時はまさに「目から鱗」であった。
そして工房に戻り試行錯誤である。
今となっては当たり前の作業で何の問題もないが、その当時は強いメリットを感じるモノの手間ばかりが掛かる印象でTest的に当時の契約ライダー等、一部採用に留めていた。
eaa17eb0.jpg着脱するためベルクロ・ファスナー等の取り付けそして取り外すという事はインナーすべてがユーザーの目に触れる訳で今まで必要の無かった裏側の処理も必要になるのである(>_<)
しかし、採用したスーツがリペア(修理)で預かる度に作業性の良さを痛感するのである。
しかも、しばらくすると国内メーカー(確かタイチさん!?)でも採用し始めるのだが、弱小メーカーで価格が通らず本採用に踏み切れないジレンマがあった事を思い出す次第”
その後、苦肉の策として「オプション(有料)」での供給する事にf^^;)
inner2※:現在は標準装備(^^)v
◇着脱式インナーのメリット
1)裏地のクリーニング可能で「清潔」
※カビの発生も軽減
2)リペア・ワッペン取り付けが容易で安価
3)インナー(裏地)のリペアが容易
※将来的に見て本体(革)より耐久性が無いインナーの交換も
4)パットの交換
※PRIDE1インナーはinポケット式
■当然の事ながらSuit本体ケブラーニット伸縮部にはニット等で同等の処理をしている
以上の事から、スーツ選びの際は着脱式ライダースーツをチョイスしてみてはいかがだろう!!

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PRIDE1.JP
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