cfcc9d89.jpg遅ればせながら「明けましておめでとう!!」
さて、昨年末「メンテナンス第一弾」を掲載した訳だが早速その続編を(^^)
■レインコンディション編
革は水に濡れると変形したり、カビが繁殖しやすくなる。
そして、乾く段階で水分と一緒にオイル分が抜けて繊維が縮んで固くなってしまう。
雨のレースなどで濡らしてしまった場合は、乾いた布で水分を拭き取り、形を整えて風通しの良い所で陰干し。
乾き具合を見ながら、半乾きの時に“軽く”ミンクオイルを塗り、再度形を整えて陰干し!!
※その時のポイントは“袖を通しす”である(着ずらいとは言わずに^^;)
さて、雨のレースで最大の問題はなんといっても「転倒」(>_<)
ちょっとしたスリップダウンであれば、上記の要領で問題ないのだがエスケープゾーンの滑走は、ほとんどの場合「泥だらけ」である。
この場合は本来の「革メンテ」では邪道であるが思い切って直ぐに「水洗い」
そう”戻ってきたら近くの水道にホースをつけて「着たままでジャーッと!」やって頂くのが結果的に一番良い様である。
何故なら、「泥染め」という言葉がある様に泥が着色してしまうのである。
もちろん革のためには出来るだけ濡らさない方が良いのだが、雨での走行で既に革ツナギは濡れてしまって、しかも「泥色」に成る位なら洗ってしまえという訳である!
それから汚れのひどい所には「サドルソープ」を使うのが良い!
その上で上記の要領は欠かせない。
また、クリーニングに関しては多少コストはかかるが3,4年に一度位は出して欲しいものである。(シルバー系の艶が無くなる事があるが...)
これは私事(ある意味「願い!」)であるが、長年着用した革ツナギの修理の際の「悪臭」はなかなか強烈である!!
※:当方にご依頼頂ければ、専門のクリーニング後に簡単なホツレ修理をサービスしています。
PRIDE1.JP
PRIDE1.JP